変化
復職してから、今月で半年。
職場にいるとなんやかんやあるので
順調に働けてるかどうかは微妙だが、
ここで休職前と今との変化を記しておきたい。
自分自身、以前前と比べ一番成長したと思うのは
やはり「ミスが格段に減った」ことだ。
これには我ながら驚いており、嬉しい限りである。
では、なぜミスが減ったのか。
メモをしっかり取るようになったから?
マニュアル通り行うようになったから?
報連相が上手くなり、情報の抜け漏れがなくなったから?
勿論それらはミス削減に寄与している。
しかしそれ以上にもっとドラスティックな変化があったのだ。
それはそう、
「仕事中、睡魔に襲われなくなったこと」!!!!
・・・・・。
全体の何割がこれ起因かは不明だが、見過ごせないレベルではあるかと、、、汗
(あとやらかしたときの罪悪感たるや)
そして今まで私は、職場で睡魔と闘っていることを、ひた隠してきた。
「なぜミスしたんだぁ~??」と上から詰められても、
「すみません、二重チェックをし忘れました...」などと言ってごまかし、
「寝ぼけてた」という事実が露わになることはなかった。
今だから言える話、この寝ぼけ癖はひどく
”たいくつな作業をしてるとき”だけでなく、
”先輩と向かい合いレクチャーを受けてるとき”や
”お客様先で商談中”といった重大な局面でも、本領を発揮してきた。
(思い返せば、大学入試や入社試験中にも...汗)
こんな自分を変えるため、私はデイケアで以下の2点に取り組んできた。
①「わたしの一日記入表」で睡眠リズムをコントロール
クリニックからこの紙をもらい、日々の睡眠時間を記録。
週一の診察で提出する際、
「毎日12時には寝てないと、主治医にこっぴどく叱られる」という仕組みになっていた。
「怒られ続け、主治医を嫌い出す」といった弊害はあったが、
これにより、今までめちゃくちゃだった 睡眠リズムが安定した&
睡眠量が増えたことで、寝不足から来るだるさやイライラがなくなった。
②SSTにて「寝ないよう人の話を聞く」スキルの習得
SST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング)とは、
「日頃の悩みを即興劇で再現し、アドバイスをもらう」といったグループワークだ。
劇の主役が、他の参加者の協力も得ながら問題の解決策を探っていく。
下記にて、その流れと共に、私が実践してきた内容を紹介したい。
SSTの流れ
1.Plan⇒テーマ(目標)を決める。今回は”人の話を寝ずに聞けるようになる”。
2.Do⇒「仕事中、先輩からPC操作を教わっているときに寝てしまった場面」を
寸劇で再現。先輩役はその場の人にやってもらう。
3.Check⇒観ていた他の人に、改善点を挙げてもらう。
その中から、自分が取り入れたい案をチョイス。
4.Act⇒改善案を踏まえ、再度寸劇。
このとき私が選んだ案は、
・PCの操作画面だけでなく、先輩の目も見る
・操作方法すべてをメモるのでなく、都度ポイントだけ確認してメモる
といったものだった。
SSTでは、良いアドバイスがもらえることもあればそうでないときもあるが、
このとき練習したことは、今も職場で活用させてもらっている。
これらが、仕事でミスを減らした方法である。
文字にすると「な~んだ(笑)」と思われるような内容だが、
私にとっては、今の自分を支えてくれている大事な学びだ。
最後に、「なぜ仕事中眠くなっていたのか?」について。
慢性的な睡眠不足かとも思っているが、原因は今でもよく分からず。
ただ自分が怠惰な人間だからかも知れないし、
気合が足りなかったからなんかも。
そういった自分のクズい性分や根本的な生き方・考え方は
デイケアに通っても変えることはできなかった。
クリニックが提供してくれる対策は
睡眠コントロールで体質改善を図ったり、
SSTで世渡りスキルを身に付けたりと、合理的で一般化できるものが多かった。
(会社でよく行われるマインド研修的なものに慣れていた私にとって、
そのやり方は新鮮だった)
なので、今後の目標は「興味のないこともこなす」にした。
仕事なので、基本はどんな業務も真面目に取り組んでいる(つもりな)のだが、
本人の意志に関わらず、ときどき抜け漏れがある。
たぶん原因は、
「記憶力や行動力はその人の興味関心の濃さで変わる」のと近い感じかと。
いつもは理性的に働いてるけど、
「興味ないんじゃあ~~~」と本能が全力で拒否してるときは仕事が雑になるし、
上からの指示も、馬の耳に念仏になる。
睡魔も、実はこれのせいなのではと思っている。
そんな自分勝手な姿を見て、「これがゆとりの産物か?」と
自分に驚き呆れているのだが、皆さんはどうされてるのだろう。
実際、みんなこんなもんなの?!
■reference
http://www2.cc22.ne.jp/~hiroki/a27.htm
コレアリ ゆとり世代の新入社員のあり得ない行動「新人の仕事」 - YouTube